七五三をやるならこれだけは押さえておきたい!基本情報を解説します!|フォトスタジオシャレニー 2024.09.01コラム 子どもの成長を祝う行事として執り行われる七五三。 3歳、5歳、7歳で行うことは知っていても、起源や由来など知らない方が多いのではないでしょうか。 七五三がどのようなお祝いなのか改めておさらいしてみましょう。 七五三の起源や由来は? 七五三の起源は室町時代とされています。 当時は医療が発達していなかったので、子どもの死亡率が高く、特に3歳・5歳・7歳は成長に伴い病気になりやすい年齢とされていました。 その年齢まで無事に成長できたことを感謝するとともに、今後のますますの成長と幸せを願い、神社やお寺などにお参りに行き、祈るための行事として行われてきました。これが七五三の由来です。 男の子と女の子の七五三の違いは? お祝いする年齢は男女で異なり、男の子の七五三は3歳と5歳、女の子の七五三は3歳と7歳でお祝いします。 七五三のお祝いする年齢にはそれぞれ意味があります。 3歳(髪置の儀) 3歳は男女ともにお祝いをします。江戸時代では生まれて7日目に産毛を剃りっておくと将来健康的な髪は生えてくるとされていたため、髪を伸ばし始めるのは3歳からでした。髪を伸ばし始める際に「髪置の儀」が行われました。 5歳(袴着の儀) 男の子のお祝いをします。5歳になると生まれて初めて袴をつける「袴着」または「着袴」という儀式が行われました。袴を身に付けることは大人の仲間入りを意味します。 7歳(帯解の儀) 女の子のお祝いをします。付け紐をつけて着付けていた子どもの着物の紐を取って、成人と同じ帯を結び始めるお祝いの儀式です。この日から大人の女性の一員となる意味合いを持っています。 七五三を祝うタイミングは? 七五三のお祝いはいつするものでしょうか? 3歳・5歳・7歳といっても数え年か満年齢かでお祝いするタイミングが変わってきます。 数え年は、生まれた年(0歳)を1歳と数え、以降1月1日を迎えるごとに歳をとる数え方です。 近年では、満年齢で七五三のお祝いするのが一般的になっているようです。 3歳の七五三は特に、数え年か満年齢かで印象が変わるので、長時間のお参りや撮影ができるか、お子様の負担にならないように考えるのも重要です。 七五三のお参りに行く時期は? 七五三のお参りに行く時期はいつ頃が良いでしょうか? 一般的には、10月下旬から11月下旬頃の土日祝日に行かれる方が多いです。また、11月15日は七五三の日とされていますので、この日にお参りに行かれる方も多いのではないでしょうか。 しかし、この時期は大変混み合うことが予想されますので、ご家族でお休みなど予定を合わせて、平日にお参りに行かれるとゆっくり参拝ができてオススメですよ。 七五三にかかる予算は? 実際のところ七五三ってどのくらいお金がかかるの?と心配になりますよね。 お金がかかりすぎるのも、節約しすぎてせっかくの記念日が質素になってしまうのも嫌という方は多いのではないでしょうか。 一般的に七五三はどのくらいお金がかかるのか、ご紹介していきます。 七五三にかかる費用一覧 ・神社での初穂料(御祈祷・千歳飴など) ・衣裳代(購入またはレンタル) ・着付&ヘアメイク代 ・写真撮影代(撮影料・お写真代など) ・食事会代 ・お祝いの内返し ・交通費(遠方の場合) お祝いの仕方によって違いがありますが、一般的には総額で約10~15万円程度が必要です。 それぞれ詳しく見ていきましょう。 衣裳 まずお子様の衣裳です。 購入するのか、レンタルするのかで費用が変わってきますが、着物を仕立ててもお子さまはすぐに成長して着られなくなってしまいますし、レンタルの方が安く済むので、レンタルされる方が多いです。 撮影 スタジオで前撮りをする場合、撮影料に加えて、お写真・アルバム代がかかります。撮影時にスタジオ衣裳をレンタルする場合は衣裳料や着付・ヘアメイク代も必要になってきます。神社などでロケーション撮影をする場合は、ロケーション料金もかかるでしょう。 参拝 神社やお寺で祈祷していただく際に、初穂料や玉串料といった祈祷料を包んで渡すことになっています。七五三参拝で有名な神社では、大きな受付があり料金設定がされているところもあります。 それ以外の神社では、お気持ちでという場合があり、初穂料の相場は5千円~1万円となっています。 まとめ いかがでしたか? 初めての七五三という方でも、七五三のお祝いに関することを学んで、お子さまの記念日を特別な1日にしましょう!